【レポート】2021年、15万人の介護職をカバーする動画・SNSメディアに成長!2022年はさらなる介護業界活性化を目指す

介護職コミュニティを活かした、介護業界活性化プラットフォームに進化

介護領域に特化した動画・SNSメディアを運営する株式会社カイゴメディアが運営するメディアは、運用開始以来順調にフォロワーを獲得し、2021年は全国介護職の約1割にあたる15万人の介護職をカバーするメディアに成長しました。

また、そのメディア・コミュニティのパワー活用し、業界内外のプレイヤーに参画頂きながら介護業界活性化を目指すプラットフォームへと成長を遂げております。

これらの運用メディアの概況とともに、ワークスタイルや社会構造が激変した2021年の介護業界を振り返りつつ、来る2022年の業界予測をレポートいたします。

介護業界に携わる方々の一大メディア・コミュニティへと成長した当社運営各SNSは、合計フォロワー数15万人を突破!

私たちカイゴメディアでは、自社で独自企画・制作・運用をする動画、また各種SNSメディアを活用し、介護福祉業界の活性化に向けた取り組みを進めております。2021年、多彩な業界内外のパートナー企業と連携・提携し、コロナ禍の最前線で高齢者や障害者の生活を支える介護福祉業界の課題解決を図るエコシステムの構築を強化してまいりました。

そうした取り組みを推進するうえで基盤となる各種動画・SNSメディアは、運用を開始した2018年から2021年現在までの間に順調に成長し、全SNSでのフォロワー数は合計で15万人(※)を達成、介護業界に携わる方々が集う一大ネットワークへと成長しました。
現在では、介護領域における有力なコミュニティとして、介護現場の声を社会に届けるプラットフォームへと進化しています。

(※)YouTube、Instagram、Twitter、TikTok、Facebook合計

《カイゴメディア運用各SNSの状況》

介護職コミュニティを強化するとともに、有力企業とのコラボも実現

2021年は前年に引き続いて新型コロナウィルス感染症の蔓延により、介護業界においても厳しい状況が強いられました。高齢者の外出自粛・要介護度の上昇などの影響で、介護職やご家族の負荷も増大、介護施設においてはクラスター対応や感染予防策などでさらなる業務負荷を余儀なくされました。

そうしたなか当社では、膨大な制作実績を誇る動画撮影ノウハウを活かした介護事業所支援や、LINE・電話による相談受付などの支援を続け、介護業界のサポートに尽力してまいりました。明るいニュースとしては、当社保有の介護職コミュニティを活用し、介護現場のニーズを吸い上げた商品開発をパートナー企業様と共に行うなどの事例も誕生しています。

介護職コミュニティは、当社運営YouTubeチャンネル『ケアきょう』を起点として形成されたコミュニティで、有資格者が多くを占めていることも特徴です。職歴が長く現場での実践知も高いことから、介護現場のリアリティある動向やニーズを発信できております。当社運営SNSでの発信や企業とのコラボレーションは、介護現場の “声なき声” を届ける多彩な手法として今後も力を入れて行ってまいります。

また、介護業界で働く人へ向けた有益な勉強会やセミナー、交流会などを定期的に開催しており、活発な意見交換の機会を多数持つことで、介護職コミュニティと双方向での関係構築を大切にしております。例として、アンケートのお願いなどは1~2日でおよそ1,000人の意見を迅速に収集することも可能です。

2022年の介護業界展望は?当社の目標は “業界貢献度の追求” 。共に考え行動につなげる

増え続ける高齢者、労働人口の減少による働き手不足の問題は、介護業界における深刻な問題として今後10~20年は続いていく見込みです。
世界的に金融緩和が進み、物価が上昇する一方、労働者の賃金は増えない現象が加速する可能性も危惧され、低賃金が課題である介護職はこの影響をもっとも受ける可能性があります。政府は閣議決定で介護職の給与を2022年2月から月額9千円増を盛り込むとしましたが、引き続き賃金上昇に期待をしつつ、当社では、労働環境の改善につながる情報発信をしてまいります。

2022年の具体的な計画としては、現在の介護を支えている介護職、ご家族の役に立つ情報の発信やメンタルケア等、良質なコンテンツ配信を強化いたします。また、介護を取り巻く企業との商品開発をはじめ、さまざまなアプローチでの企業連携を充実させ、介護業界の健やかな発展に貢献してまいります。